【名古屋市西区】年末の不要品整理に｜捨てる前に知っておきたい「ジモティースポット名古屋」無料で持ち込めるリユース拠点

2025年12月15日2025年12月17日

年末が近づくと、少しずつ気になり始める大掃除。
名古屋市西区や北区で暮らしていると、リユースショップや資源回収拠点、廃品回収など、不要品を手放す方法はいくつか思い浮かびます。

それぞれに良さはあるものの、「捨てるのは忍びない」「手続きが少し面倒」と感じる場面もありますよね。

子どもの成長に合わせてサイズアウトした服や、使わなくなったレジャー用品。趣味に合わない頂きものなど。
「いつか使うかも」と取っておいた家電や趣味の道具が、気づけば収納を圧迫している…というご家庭も多いのではないでしょうか。

そんなときに、
「フリマアプリやネットでのやり取りはちょっと苦手」
「誰かもらってくれないかしら」
と感じたら、選択肢のひとつとして知っておきたいのが「ジモティースポット」 です。

名古屋市と連携した“不要品の受け皿”として、日常の中で無理なく使えるリユース拠点になっています。

※本記事は、2024年12月にジモティースポット名古屋を利用した体験をもとに、現在の情報を整理してお届けします。

名古屋市と連携したリユース拠点「ジモティースポット名古屋」

ジモティースポット名古屋は、地域情報サイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティーと名古屋市が連携し、粗大ごみの削減を目的に開設されたリアル店舗です。
「自分にとっては不要でも、誰かにとっては価値があるもの」を地域の中で循環させる仕組みです。

名古屋市内初の拠点となったジモティースポット名古屋は西区平出町に2024年10月オープンしました。（現在はジモティースポット名古屋　上小田井店という店名になっています。）
オープンから約3か月でおよそ100トンものごみ減量効果があったと公表されています。
その後も取り組みは広がり、2025年4月には「ジモティースポット名古屋守山店」、さらに2025年7月には「ジモティースポット名古屋港店」がオープンし、名古屋市内で3店舗体制となります。

一過性の取り組みではなく、名古屋市の暮らしの中に少しずつ根づき始めている仕組みであることが伝わってきます。

【事前に確認】持ち込みできるもの・できないもの

持ち込めるのは、次の人がそのまま使える状態のもの。
家具、家電、子ども用品、衣料品、生活雑貨、本、CD・DVD、スポーツ用品など、ジャンルは幅広く、事前予約は不要です。
名古屋市民であれば、何点でも費用をかけずに持ち込めます。

一方で、冷蔵庫や洗濯機などのリサイクル家電、自転車、マットレス、3辺合計180cm以上の家具、データ保存媒体などは対象外となっています。
「これはどうかな？」と迷った場合は、事前に公式サイトの対象一覧を確認しておくと安心です。

【体験レポ】ジモティースポット名古屋上小田井店を利用してみました

2024年12月にジモティースポット名古屋上小田井店を利用した際の様子をご紹介します。
この時は年末大掃除に向けて断捨離中、不要品の処分がメインでした。　

処分・不要品を引き取ってもらう

駐車場のすぐ目の前に受付カウンターがあり、備え付けのタブレットで簡単なアンケートに回答します。
年齢層や居住エリア、持ち込む品目などを入力し、スタッフの方が品物を確認してくれたら手続きは完了。
所要時間はわずか5分ほどでした。
持ち込んだものは、衣類の他、空気清浄機や電気ストーブなど小型家電、レジャー用品など。
いままでは、粗大ごみとして捨てていたものです。
”次の人が使える”のが前提なので、通電確認や簡単な清掃は必要ですが、手続きは簡単。少なくとも処分費1500円以上は浮いた計算です。
土日も利用できる点は、仕事や子育てで忙しい家庭にとって助かるポイントです。

「売るほどではないけれど、捨てるのはもったいない」と感じるアイテムこそ、ジモティースポット名古屋の仕組みがしっくりきます。

購入・譲り受け

購入は利用していませんが、どんなものがあるかをチェック。
店内は、いわゆるリサイクルショップとは少し雰囲気が異なり、品ぞろえはまさに玉石混交でした。
食器や衣料品が多く並び、価格は100円からで、なかには0円で販売されているものも。
ベビーカーやチャイルドシート、ランドセルまで並んでおり、子育て世代にとっての必需品も揃っていました。
さらにゴルフバッグやスキー板、楽器など、比較的高価で大型のものがあるのは意外でした。