この記事は 2025年度(令和7年度)の「インフルエンザ予防接種費用助成制度」をまとめたものです。
助成開始日は 2025年10月15日 です。
名古屋市では、受験や進学、卒業など人生の節目を迎える子どもたちを支援するため、
インフルエンザ予防接種の費用を助成(無料化)する制度 を実施しています。
大切な行事や進学準備が重なるこの時期に、制度を知っておくと安心につながるかもしれません。
助成制度の概要
- 対象:名古屋市に住民登録がある、以下の年齢に該当する方
- 小学校6年生相当(12歳)
- 中学校3年生相当(15歳)
- 高校3年生相当(18歳)
- 助成内容:インフルエンザ予防接種の費用を 無料(全額助成)
- 接種回数(2025年度)
- 12歳相当の方 → 2回接種が助成対象
- 15歳/18歳相当の方 → 1回接種が助成対象
- 接種時期:令和7年10月15日〜令和8年1月31日の間に受ける接種が助成対象。
- 対象ワクチン:注射タイプの季節性インフルエンザワクチン(経鼻タイプ「フルミスト®」などは対象外)であることが明記されています。
- 接種医療機関:名古屋市の指定医療機関でのみ助成が適用されます。助成を利用する際は、指定医療機関の一覧で確認を。

子育て家庭にとってありがたい…
- インフルエンザ流行のピークが11〜12月に重なることが多く、
受験や卒業・進学準備など、行事が立て込む “重要な時期” にあたる子どもたちがいる家庭にとって、
「予防接種代が実質無料になる」のは、大きな安心材料となる。 - 接種費用の一般的な相場(例:3,000〜4,500円/回)を考えると、
12歳相当の子どもは 2回分 → 約6,000〜9,000円の家計負担が減る 計算になる。
受験や塾、教材費など出費の多い時期にとって、家計にやさしい制度。 - 医療費だけでなく、学業や進学へ向けた“体調管理”の選択肢が増えることで、
親として安心感を得やすい。
利用の流れ(クーポン〜接種まで)
- 対象となる学年の子がいるご家庭には、自宅に「助成クーポン券(無償化クーポン)」が郵送される。
- 接種を受ける際は、クーポン券と本人確認書類(健康保険証や医療証など)を持参。窓口でクーポン提示。
- 名古屋市の 指定医療機関 で注射タイプワクチンを受ける。
- 接種費用は無料。自己負担なし。
公式情報リンク
- 子どものインフルエンザ予防接種費用助成事業(名古屋市公式)
https://www.city.nagoya.jp/kodomo/kosodate/1009307/1035123/1037482.html - 助成対象指定医療機関一覧ページ(同上サイト内)https://www.city.nagoya.jp/kodomo/kosodate/1009307/1035123/1009311.html?utm_source=chatgpt.com
- 2025年度 助成案内 PDF(チラシ形式)
注意点
- 助成対象はあくまで「12歳・15歳・18歳相当」の年齢のみ。対象外の子どもは自費接種となる可能性がある点に注意。
- ワクチンは“注射タイプ”に限定され、「点鼻ワクチン(フルミストなど)」は助成対象外。医療機関での確認をおすすめ。
- 指定医療機関でのみ適用されるため、必ず指定医療機関一覧で確認を。
- クーポンを持参し、本人確認書類も必要。(医療証や母子手帳も念のため持参を。)
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