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【名古屋市西区】老舗銭湯が“こどもの居場所”に。八千代湯で始まった「こども銭湯」という地域の新しい取り組み

名古屋市西区上名古屋にある老舗銭湯「八千代湯」で、2025年7月から新しい地域の取り組みが始まりました。
それが、子ども食堂とは少し形の異なる居場所づくり「こども銭湯」です。

この取り組みは、名古屋市西区役所民生子ども課が主催し、一般社団法人全国介護支援協会が運営を担当。
行政と専門団体が連携し、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりを地域の中で進めています。

共働き世帯の増加や地域とのつながりの希薄化が課題となる中、放課後や長期休みに安心して過ごせる場所は、まだ十分とはいえません。
地域ぐるみで子どもを見守る新しい試みとして、名古屋市内では初の取り組みです。

名古屋市西区・上名古屋の老舗銭湯「八千代湯」という場所

名古屋市西区・八千代湯外観

会場となる八千代湯は、名古屋市西区で長く親しまれてきた地域の銭湯です。
上名古屋だけでなく、浄心や庄内通周辺の生活圏からも利用されてきました。

銭湯は入浴施設であると同時に、地域の人が自然に集まり、会話が生まれる場所。
そうした背景が、今回の取り組みとも重なります。

ロビーを開放した放課後の居場所

こども銭湯では、八千代湯のロビーの一角を開放。
宿題をしたり、絵を描いたり、カードゲームをしたりと、子どもたちはそれぞれの時間を過ごしています。

支援員が常駐し見守る体制が整っており、予約不要・参加費無料。
保護者にとっても利用しやすい設計になっています。

こども銭湯で過ごすこどもたち

入浴体験と地域企業の支援

希望者は入浴体験も可能(保護者の事前申請あり)。
入浴前には銭湯マナーを学ぶ時間もあり、生活体験の場にもなっています。

さらに、西区の地元お菓子メーカー6社が協賛し、おやつ提供も実施。
地域企業が子どもたちを支える形が自然に生まれています。

地元企業によるおやつ提供

銭湯だから生まれる世代を超えた交流

開催時間は、銭湯の常連利用者が訪れる時間帯。
待合室や浴室で、世代を超えた自然な交流が生まれているそうです。

銭湯というリラックスできる空間だからこそ、学校や学年を越えて子どもたちが打ち解けやすい。
地域の大人が、孫を見るように見守る空気も印象的です。

子育て世代にとって「地域にある安心」

こども銭湯は2026年3月までの試験的な取り組みです。
地域の中に、こうした選択肢があること自体が、子育て世代の安心につながっていくのかもしれません。

開催場所
店名:八千代湯
住所:愛知県名古屋市西区上名古屋1丁目12番5号
※本記事は2025年夏の取材内容をもとに作成しています。最新情報は公式案内をご確認ください。

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