名古屋市北区・柳原通商店街で長く続く夏の恒例行事「柳原通商店街夏まつり」。
商店街が歩行者天国になり、屋台の匂いと人の声が混ざり合う、年に一度の“まちの夜”がやってきます。
私は2024年8月6日(火)の19時ごろ、ふらっと立ち寄ってみました。
滞在は30分ほど。ひとりで通りをゆっくり往復しながら、屋台やお店の様子を眺める、そんな過ごし方です。
「一年で一番人が集まる日」とも聞いていましたが、実際に歩いてみると、確かに賑やか。
それでも、身動きが取れないほどの混雑ではなく、ちゃんと“歩いて見て回れる”余白がありました。
にぎわいの中に、どこか素朴さが残っている——その空気が印象に残っています。
会場には小さなお子さん連れのご家族も多く、抱っこひもやベビーカーの姿もたくさん。
子どもたちの笑い声があちこちで聞こえてきて、「この通りが一年でいちばん夏らしくなる日なんだな」と感じました。

歩行者天国の真ん中で見た、この日だけの景色
この日、個人的に「いいな」と思ったのが、歩行者天国になった通りの景色です。
普段は車が走る道路の真ん中。
ふと前を見ると、屋台や行き交う人の向こうに、栄のミライタワー(旧テレビ塔)が見えました。

しかもその日は、ブルーのライトがぼんやり光っていて。
夏の夜の湿度を含んだ空気と重なって、静かにきれいで——「この日しか見られない景色だな」と思った瞬間でした。
■商店街の力を感じた場面
この日、特に印象に残ったのが、商店街にある精肉店「郷原精肉店」の前にできていた長い行列です。
屋台だけでなく、普段からこの通りで営業しているお店にも人が集まっている。
それを見たときに、「お祭りが商店街の上に乗っている」というより、
商店街そのものが、このお祭りの主役なんだなと感じました。
地域の人が、いつものお店で買い物をしながら、お祭りの空気も一緒に楽しんでいる。
そんな景色が、この夏まつりらしさなのかもしれません。

地域の一年のリズムにある、夏の夜
柳原通商店街の夏まつりは、派手さで押すイベントというより、地域の人が自然に集まる“まちの行事”。
「イベントに行く」というより、「今年もこの日が来たね」と確かめ合うような——まちの一年のリズムの中にある夜なのかもしれません。
また来年も、この通りに人が集まる景色を見られたらいいな。
そう思える、そんな夏の夜でした。
タイミングが合ったら、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
■ 現地メモ
・私は徒歩だったため、交通規制の影響は体感しませんでした
・自転車は、川沿いや近くの青少年交流プラザ(ユースクエア)付近に停めている方も見かけました
※公式に推奨されているわけではないため、利用する場合はルール確認が安心です
■ 開催情報(2024年)
第71回 柳原通商店街夏まつり
開催日:2024年8月6日(火)・7日(水)
時間:18:00~21:00
会場:名古屋市北区 柳原通商店街


