【名古屋市北区】平野屋精肉店が閉店＠金城市場。絶品メンチカツがもうたべられないなんて。

残念な閉店情報です。

北区・金城市場で長年愛されてきた平野屋精肉店が、2025年春に閉店しました。

閉店を知ったときの衝撃と寂しさを振り返ります。

ある日、電話が繋がらない

我が家では土曜のお昼に揚げ物をよく買いに行っていました。

売り切れないよう、開店直後に電話で予約をするのが定番でした。

引き取り時間に合わせて揚げてくれる、アツアツのメンチカツ、ハムカツ、コロッケは家族の大好物。

あれは2025年5月上旬。

いつものように予約の電話をかけると、なかなか電話にでられません。

忙しいのかなと、何度かかけなおすものの繋がらない・・・。

いつもは数コールで「ハイ！平野屋ですっ！」というお父さんの活きのいい声が聞けるのに。なんかおかしい。

「嫌な予感がする」そういって主人は直接店に向かいました。

しばらくして送られてきたのは一枚の画像。

閉じたシャッターに貼られた閉店を知らせる貼り紙でした。

うそ、もうあのメンチカツ食べられないなんて！

自家製ラードを使った、あの味は他では食べられないのに。

お父さんとお母さんで切り盛りするアットホームな雰囲気、大好きだったのに。ショックすぎる…。

あ～でも70年以上ですもんね。長く金城市場内で唯一の営業店として続けてこられたことが、すごいことだったんだと改めて感じます。

平野屋精肉店の、自家製ラードで揚げたサクサクのメンチカツ。

肉の旨みがぎゅっと詰まり、噛むとじゅわっと肉汁が溢れて最高でした。

揚げたてをダッシュで家に持ち帰り、家族で分け合う時間は、日常の小さな幸せでした。

手間暇かけて美味しいメンチカツやコロッケ作ってくださって、ありがとうございました。

長い間、お疲れさまでした。