名古屋市北区には、大小あわせて約30店舗以上のスーパーマーケットが点在しています。
大型店、地域密着型、ディスカウント、生鮮強み、24時間営業、駅前小型店――。
一見すると“激戦区”のように見えますが、黒川から上飯田あたりで日常的に買い物をしていると、少し違う構図が見えてきます。
価格・時間・鮮度・立地。
それぞれの価値が分散し、無理なく共存するこの街では、「どこが一番安いか」ではなく、どう組み合わせるかが暮らしを豊かにするポイントになります。
この記事では、名古屋市北区のスーパーマーケット構造を整理し、エリアごとの特徴と、暮らしタイプ別の使い分けをまとめました。
北区スーパーの全体構造|エリアごとの分散型配置
北区のスーパーは、大きく5つのブロックに分かれます。
- 上飯田・辻町周辺(大型混在エリア)
- 黒川・清水周辺(生活導線中心エリア)
- 楠・味鋺・如意周辺(価格軸エリア)
- 平安通・大曽根周辺(時間価値エリア)
- 志賀公園・志賀本通周辺(住宅地型)
それぞれのエリアに、異なる役割があります。
上飯田・辻町周辺|大型店が混在する“選択肢の多い地域”
駅や幹線道路に近く、大型店と中型店が混在するエリアです。
食料品だけでなく、日用品や衣料、飲食店まで揃います。
車利用を前提にしたまとめ買いに向いた“基盤型エリア”と言えるでしょう。

・アピタ名古屋北店
・イオンスタイル上飯田
・アオキスーパー上飯田店
・エクボスタイルTSUJIMACHI
・Mikawaya 上飯田店
黒川・清水周辺|日常導線の中心エリア
地下鉄名城線沿線に広がる、生活の中心エリア。
徒歩・自転車・車のいずれでもアクセスしやすく、平日の“補充”が自然に回る構造です。
このエリアに複数店舗が集まっていることが、北区全体の買い物の安定感につながっています。

・ピアゴ ラフーズコア黒川店
・アルビス北区金田店
・ヤマナカ清水店
・マックスバリュ鳩岡店
・フィール黒川東店
黒川エリアでは、富山発のスーパーアルビス北区金田店 も独自のポジションで支持を集めています。
楠・味鋺・如意周辺(価格軸エリア)
ディスカウント寄りの店舗やお値打ちな生鮮に強い店舗が点在するエリア。
まとめ買いや家計の調整役として機能するエリアです。
価格を引き締めたいタイミングで活躍します。

・ザ・ビッグエクスプレス楠店
・ザ・ビッグエクスプレス味鋺店
・タチヤ楠店
・生鮮館やまひこ如意店
・生鮮館やまひこ喜惣治店
・ピアゴ味鋺店
平安通・大曽根周辺(時間価値エリア)
駅近立地で通勤動線上に“補完型スーパー”が点在するエリア。

・マックスバリュエクスプレス平安通駅前店(7:00〜23:00)
・マックスバリュエクスプレス大曽根駅西店(7:00〜23:00)
・マックスバリュ若葉通店
・アミカ大曽根店
志賀公園・志賀本通周辺(住宅地型)
住宅地寄りで、日常利用の固定客が支える地域密着型が多数存在するエリア。

・エクボスタイル志賀公園店
・トップワン志賀店
・ナフコトミダ杉栄店
・ナフコトミダ瑠璃光店
・バロー光音寺店
・アオキスーパー 福徳店
フィール志賀公園店からエクボスタイル志賀公園店へリニューアルした際の記事はこちら→【名古屋市北区】フィール志賀公園店がリニューアルして営業再開
北区は「価格差」より「役割分担」
北区は中価格帯の一般型スーパーを基盤に、
低価格帯の店舗が一定数混在する構造です。
高価格帯特化型は少なく、
“安さ一点集中型”よりも“役割分担型”に近いと言えるかもしれません。
目的別に探す|あなたに近いのはどのタイプ?
共働き世帯・生活リズムが多様・タイパ重視
・マックスバリュ鳩岡店(24時間営業)
・マックスバリュ若葉通店(24時間営業)
・マックスバリュエクスプレス平安通駅前店(7:00~23:00)
・マックスバリュエクスプレス大曽根駅西店(7:00~23:00)
24時間営業や夜間・早朝営業は、忙しい家庭や生活リズムが多様な世帯には安心材料になります。帰宅途中に立ち寄れる“補完型スーパーは、冷蔵庫の延長のような使い方ができます。
共働き世帯や単身通勤層の“時間を有効利用する店”として機能します。
2025年にオープンした都市型・駅前スーパーの現在の様子や使い勝手は、
こちらの記事で詳しく紹介しています。
→名古屋市北区|駅前に広がる小型スーパー「マックスバリュエクスプレス」2か月後の現在
車利用・週末まとめ買い派・ファミリー
・アピタ名古屋北店
・イオンスタイル上飯田
週末にまとめて整える基盤店。食料品に加え、衣料品、日用品、飲食店などオールマイティに揃う大型店です。

価格重視派
・ザ・ビッグエクスプレス
・タチヤ
・トップワン
家計を引き締める軸として機能します。
価格重視派はこちらの記事も参考にどうぞ→【名古屋市北区】生鮮が安いご当地スーパー「タチヤ楠店」。東海三県限定・タチヤの強さ
黒川〜上飯田モデル|平日×週末分担型

北区の中でも、黒川〜上飯田はスーパー密度が高い“生活中枢”エリアです。
ここでは自然な役割分担が生まれます。
たとえば平日の仕事帰り。バローや、ピアゴのような最寄りの地域密着店で効率よく補充。
売場の広さや動線の分かりやすさ、駐車場の入りやすさ。
“日常生活を回す”買い物が中心になります。
週末になると少し空気が変わります。
アルビスや八百鮮のような鮮魚に強い店で刺身を見比べたり、食卓を豊かにする食材を少し時間をかけて選んだり。
日常よりも「整える」感覚に近い買い物です。
スーパーマーケット激戦区といわれる黒川〜上飯田では、
- 平日は効率
- 週末は質
- 必要に応じ大型店で一括
という分担が自然に成立します。
北区は“激戦区”ではなく“共存区”
北区では、
それぞれの店が役割を持ち、
暮らしの中で使い分けられています。
このページは、その全体像を見渡すための基点。
変化があれば、少しずつ更新していきます。