駅近パワースポット散歩
名古屋市西区、市営地下鉄鶴舞線「浄心駅」から徒歩1分。
駅を出てすぐの 弁天通商店街 では、気軽に楽しめる七福神めぐりができるのをご存じでしょうか。
全長約400メートル、幅も広く歩きやすい通りのあちこちに、個性豊かな七福神さまたちがそっと鎮座しています。
写真を撮りながら歩いても所要時間は30分ほど。
「少し気分転換したい」「用事の合間に歩きたい」
そんな日常の延長で立ち寄れる、駅近の散策コースとして親しまれています。
七福神めぐりのスタート地点|白い牛に乗った弁天さま

七福神めぐりの起点として分かりやすいのが、浄心駅1番出口すぐの 浄心寺 周辺です。
お寺を目印に東へ少し歩くと、白い牛に乗った小さな弁天さまの石像が見えてきます。
弁天通商店街の案内によると、この弁天像は一度撤去された後、十数年の時を経て七福神とともに戻ってきた存在。
「子ども時代の弁天さまが修行を終え、仲間である七福神を連れて帰ってきた」
——そんな物語が、商店街の成り立ちとして語り継がれています。
思わず笑顔に。浄心・弁天通商店街の七福神さまたち
弁天通交差点へ向かって歩くと、植栽と一体化するように七福神さまたちが点在しています。
大きすぎず、主張しすぎない存在感で、ふと視界に入ってくる距離感がとても心地よいんです。
① 布袋尊(ほていそん)

夫婦円満や子宝のご利益があるとされる布袋さま。
丸みを帯びたお姿は、どこか赤ちゃんを思わせ、見ているだけでほっこり癒やされます。
② 寿老人(じゅろうじん)

延命長寿や健康の神様。
小首をかしげた穏やかな表情が、「まぁ細かいことは気にしなさんな」と語りかけてくるよう。
健康と長生きには、肩の力を抜くことも大切ですよね。
③ 毘沙門天(びしゃもんてん)

勝運を授ける神様として知られる毘沙門天さま。
本来は勇ましい武神ですが、ここでは少年のような愛らしさが印象的。
「ぼく、がんばるよ」と言っていそうで、こちらが思わず応援したくなります。
ここまでが商店街北側の歩道。
弁天通交差点で横断歩道を渡り、南側の歩道へ回ります。
④ 福禄寿(ふくろくじゅ)

子孫繁栄、財運、健康長寿のご利益がある福禄寿さま。
一般的な長い頭やひげのイメージとは違い、若々しく親しみやすいお姿です。
⑤ 弁財天(べんざいてん)

音楽・芸能・学問成就にご利益がある弁財天さま。
背が低く、植栽に隠れがちなので、少し注意して探してみてください。
⑥ 恵比寿(えびす)

商売繁盛の神様としておなじみの恵比寿さま。
左手に鯛、右手に釣り竿…のはずが、ここでは釣り竿を模したような木の枝を手にした、なんともユニークなお姿です。
⑦ 大黒天(だいこくてん)

五穀豊穣・財運をもたらす大黒天さま。
袋と小槌を持つ姿に、個人的には一番ご利益をいただきたいところ(笑)。
これで商店街をぐるりと一周し、七福神すべてにご挨拶できました。
どの神様もにこやかで、ちょっとユーモラス。歩いているうちにこちらまで自然と笑顔がこぼれます。
なんとなく少し運気が上がったような気がしました。
※巡る順番に決まりはありません。
一般的にはどこから始めてもOKで、「ご利益をいただきたい神様から巡る」という考え方もあるそうですよ。
石像のそばに添えられた「ひと言メッセージ」
実は石像のそばには、愛知県ゆかりの郷土作家丹羽ぜんきゅうさんによる、心温まるメッセージが添えられています。
どれも前向きで、心がふっと軽くなる言葉ばかり。
七福神さまを探しながら、言葉を一つずつ受け取っていく時間も、この散策の楽しみのひとつです。
駅近30分。日常に寄り添う七福神めぐり
意外と知られていない、浄心・弁天通商店街の七福神さまたち。
駅近で、特別な準備もいらず、思い立ったときにふらりと歩けるのが魅力です。
商店街には和洋菓子店や喫茶店、飲食店も点在しているので、七福神めぐりの途中でひと休みするのもおすすめ。
「なんとなく元気がほしいな」という日に、商店街を歩きながら、七福神さまたちにそっと挨拶してみてください。
気づけば、少しだけ気持ちが晴れやかになっているかもしれません。
弁天通商店街の七福神
所在地:名古屋市西区 浄心交差点東
アクセス:市営地下鉄鶴舞線「浄心駅」徒歩1分
※七福神めぐりとあわせて、弁天通商店街の散策もぜひ楽しんでみてください。