4月初旬に名古屋市西区大野木で行われたマルシェに行ってきました。
主催は、西区を中心に定期マルシェを開催するハッピーマルシェあいちさん。
回を重ねるごとにリピーターさんも増えています。
会場となった大乃伎神社にはブースが約10組と、６台のキッチンカーがずらりと並び、家族連れでにぎわっていました。
「ハッピーマルシェあいち」を主催する伊東さんは、ご自身でも発酵バターやフランス産小麦、平飼い卵など、素材にこだわった手作りお菓子を作られています。
イベントへの出店を重ねるうちに、「もっと気軽に挑戦できる場所があったらいいな」と感じ、自宅を改装して、菓子製造許可付きのシェアキッチン【アトリエ・トランキリテ】をオープンしたそうです。
出店経験多数の伊東さんは、アドバイスの引き出しも豊富なのだとか。
今回のマルシェには、その許可付きシェアキッチンを利用して製造したお菓子を販売されている出店者さんもいましたよ。
TAROさん：樹脂粘土を使用したハンドメイドアクセサリーと、茶葉を利用した焼き菓子の店。
購入した抹茶サブレは、薫り高く、大人なほろ苦さがたまりませんでした。
CLOCHE：キャリア20年以上のベテランパティシエールが初めての個人出店。
おすすめされたカヌレを購入。ラム酒の香りがしっかりして、大人向きのカヌレです。外がカリっと香ばしく、中が元っとした食感でとてもおいしかったです！
マルシェに出店するには、知識や技術だけでなく、きちんとした製造環境が必須。
シェアキッチンは、「いつか自分のお菓子を販売してみたい」という人たちの一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
マルシェだけでなく、ネット販売、店舗などへの委託販売など、活動の幅も広がります。
シェアキッチンでお菓子を作って、マルシェで販売する。
作る楽しさと届ける喜びを、地域の中でつないでいます。
ハッピーマルシェあいちは、奇数月の第3日曜日に定期開催されていますので、気になった方はぜひ足を運んでみてくださいね。
