名古屋市西区・庄内通エリアで、静かに地域に根づいているカフェがあります。
2023年8月にオープンしたフェアトレード珈琲院は、フェアトレードと地産地消を大切にしながら、気負わず立ち寄れる一軒です。
庄内通駅から徒歩2分、暮らしの動線上にある場所
地下鉄鶴舞線・庄内通駅1番出口から南へ徒歩約2分。大通り沿いで分かりやすく、通勤や買い物の途中にも立ち寄りやすい立地です。
名古屋市西区で暮らす人にとって、「わざわざ行く場所」というより、日常の流れの中に自然と組み込まれている存在といえるでしょう。

白を基調にした、会話が生まれる店内
店内は白を基調とした明るい空間。4人掛けテーブルが2席、カウンターが4席のこぢんまりとした造りで、ひとりでも入りやすい雰囲気です。
もともとはテイクアウト中心の営業を想定していたそうですが、マスターの気さくな人柄と、コーヒーについての深い知識に、自然と会話が弾みます。
立ち話で終わってしまいがちなテイクアウトだけでなく、腰を落ち着けて話せるイートインカフェとなったのは、この店にとってごく自然な流れだったのかもしれません。
フェアトレードを続けてきた店主の歩み
店主の角澤さんは、コーヒー業界歴40年以上。名古屋の老舗・齊藤コーヒーで長年経験を積み、フェアトレードの普及にも関わってきた方です。
名古屋市が日本で2番目のフェアトレードタウンとして認定された背景には、多くの人や団体の長年の取り組みがあります。角澤さんも、その流れの中でフェアトレードを広める活動に尽力してきたひとり。
理念を強く語るのではなく、日常の会話の中でそっと伝えてくれる姿勢が印象に残ります。
ちなみに「珈琲院」という店名は、かつて齊藤コーヒーが運営していた喫茶店の名称なのだそう。
角澤さんがアルバイト時代を過ごした、原点の名前です。
フェアトレードとは何か、ここで触れてみる

フェアトレードとは、開発途上国の生産者や労働者と適正な条件で取引を行い、継続的な購入を通じて生活の安定や自立を支える「貿易の仕組み」です。
生産者や子どもたちの生活向上だけでなく、地球環境の保護にもつながる考え方として、世界各地で広がっています。
この店では、その考え方を特別な主張として掲げるのではなく、コーヒー一杯の背景として自然に感じられる形で伝えています。

変わらずそこにある、店の空気
何度か足を運ぶ中で、訪れるたびに感じるのは、店の空気や過ごしやすさとともに、フェアトレードという考え方が自然とそこにあること。

庄内通周辺で、おいしいコーヒーを飲みたい日。
買い物や用事の合間に、少し立ち止まりたいとき。
エシカルな選択を、気負わず暮らしに取り入れたいと感じたとき。
そんなタイミングで、ふと思い出す一軒です。フェアトレード珈琲院は、庄内通の日常に静かに溶け込んでいます。
※本記事は取材時点の情報に基づいています。現在はメニューや価格、その他の状況が異なっている場合がありますので、ご利用の際は最新情報をご確認ください。
店舗情報
店名:フェアトレード珈琲院
住所:名古屋市西区庄内通3丁目8
電話番号:052-938-4851
営業時間:7:30〜15:00/17:00〜20:30
定休日:不定休
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