かつて名古屋市北区にありながら、9年もの間その行方が分からなくなっていた歴史的遺産「加藤清正の手形石」が、奇跡的な発見を経て北区へ里帰りし、区役所の新たなシンボルとして常設展示されることになりました!
この手形石は、地域の歴史と文化を伝える貴重な宝として、多くの人々の関心を集めています。
加藤清正の手形石とは
加藤清正は、石垣普請の名手として、名古屋城築城に大きく貢献したことで知られています。
この「加藤清正の手形石」は、名古屋城築城の際、石運びをねぎらった村人の頼みにより、清正が手形を押し、それを模して彫られたものと伝わる由緒ある石です。
現在の手形石は、幕末に作り直されたものであるといわれています。
元々は北区大杉一丁目・大杉南公園の蓮池弁財天に設置されていましたが、平成28年の廃祀と共に所在不明に…。
しかし、地域住民の協力を得て調査したところ、驚くべきことに長野県木曽町で発見され、令和6年に北区へ寄贈されました。
この「奇跡の発見」と里帰りを記念し、北区役所正面玄関前の植栽にモニュメントとして常設展示されます。

令和7年北区民祭「きた・きたフェスタ」にてお披露目!
手形石の里帰りの門出を祝う除幕式は、北区区民まつり「きた・きたフェスタ」と同時開催されます。
【除幕式 概要】
日時:令和7年10月19日(日)午前10時15分から午前10時30分まで、北区役所正面玄関付近で開催されます。
除幕式後には、名古屋おもてなし武将隊®「加藤清正公」との記念撮影会も予定されており、歴史ファンのみならず、地域住民にとっても貴重な機会となります。

無事「加藤清正の手形石」が設置されました!10/20追記
昨日開催されたきた・きたフェスタにて無事「加藤清正の手形石」が設置されました!
9年の時を超えて、歴史と地域の絆が生んだ文化遺産「加藤清正の手形石」の里帰り。
北区の歴史を未来へつなぐシンボルとして、ぜひ間近で実物をご覧になってみてはいかがでしょうか。

令和7年のきた・きたフェスタ全体のご紹介記事はこちら。↓↓

きた・きたフェスタ同日のイベントも多数開催されます。一日、北区内を周遊して楽しめます。
その他会場はこちらもご覧ください。↓↓
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