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【名古屋市北区】志賀公園お月見夜まつり2025レポ|雨の中でも盆踊りと笑顔が広がった2日間

秋風が肌寒さを増す10月初旬、志賀公園で「志賀公園お月見夜まつり」が開催されました。
2024年春から続く志賀公園まつりシリーズの中で、初めての夜開催となった回です。

今年のテーマは「光と食と踊りを楽しむ」。
しかし、開催直前まで降り続いた雨は、祭りのムードに水を差しかねない天敵でした。

【1日目:10月4日(土)】子どもたちの願いが天に届いた奇跡の一日

開催日である10月4日(土)は、予報では雨。
参加者に話を聞くと、前夜、子どもたちは自宅などでたくさんの「てるてる坊主」を作り、開催への懸命な願いを込めていたといいます。
その願いが天に届いたのか、当日は重たい雲が空を覆いながらも、奇跡的に「くもりから小雨」に留まるという幸運な展開に。

午後6時過ぎに会場を訪れると、天候の懸念にも関わらず、公園には予想以上の人々が集まっていました。
雨の影響で電飾は控えめでしたが、それもまた趣深い夜の光景を演出。
地域住民にとっては見慣れた公園の景色が一変し、特に夜間にキッチンカーが並ぶ光景は、志賀公園では初めての試みで、珍しさも手伝って賑わいを見せていました。
出店を取りやめたブースもあったようですが、夜空の下で立ち並ぶキッチンカーの明かりは、集まった人々の心も温かく照らしていたようでした。

本格的な盛り上がりを見せたのは午後6時半から。公園周辺にもずんずんと音が響き渡る中、祭りの目玉である盆踊りがスタートしました。
盆踊りの前には、ステージでの子どもたちの演武演奏や、地域の方によるダンスパフォーマンスや漫才が行われ、会場を温めました。
地域住民による手作りの企画が満載で、天候の不安を吹き飛ばすような一体感が会場全体を包み込みます。

そして始まった盆踊り。
浴衣や法被姿に加え、中にはコスプレ姿の人も。
今年の踊り納めを満喫しようと、踊りの輪が大きく広がっていきました。

使用された楽曲も、
「ダンシングヒーロー」「河内おとこ節」といった定番に加え、
YOASOBI「アイドル」、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」など近年のヒット曲まで。

世代をこえて同じ輪の中で踊る光景は、地域のお祭りならではのものに感じられました。

特に印象的だったのは、YOASOBI「アイドル」での盛り上がり。
振り付けに合わせて自然と「ぐるぐるぐるぐるグルコサミン!」の掛け声が生まれ、子どもも大人も笑顔に。
天候に左右されず楽しもうとする空気が、会場の熱気をさらに高めていました。

【2日目:10月5日(日)】雨に濡れても心は温かく

しかし翌5日(日)は、前日よりも本格的な雨に。
残念ながら、楽しみにされていた盆踊りは中止となりました。

後日、出店者の方に話を伺うと、
「この雨の中でも多くの方が来てくれて本当にありがたかった」
という声が聞かれました。

「もし晴れていたら、もっと楽しい景色を見せられたと思う」と悔しさをにじませつつも、来場者への感謝と次回への意欲を語ってくれました。

志賀公園お月見夜まつりは、天候に恵まれない中でも、集まった人たちの熱意と工夫、そして「楽しもう」という思いによって、確かな時間を刻みました。

光と食、そして踊りがつないだのは、地域の人と人との距離だったのかもしれません。

雨の中でも灯りが消えなかったこと。
それ自体が、このお祭りが地域に根付き始めている証のようにも感じられました。

詳しいイベント内容は、以下の告知記事でも紹介しています。↓