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名古屋市北区安井|喫茶店の思い出を受け継ぐ惣菜カフェ「35」

名古屋市北区安井に、日々の食事にそっと寄り添う惣菜カフェがあります。
その店「35(サンゴ)」は、義父母が40年以上営んできた喫茶店の跡地を、新オーナーが引き継いで始めたお店です。

かつてこの場所で親しまれていたのは、地域の人に長く愛された一軒の喫茶店。
2024年末に営業を終えましたが、「思い出の詰まったこの場所を、このまま閉じてしまうのは惜しい」という義父母の思いを受け、新たなかたちでの再出発が決まりました。

飲食業は未経験だった新オーナーですが、飲食業界で経験を積んできた弟の力も借りながら、
喫茶店の記憶を大切にしつつ、今の暮らしに合った“惣菜カフェ”として引き継ぐ道を選びました。

喫茶店の歴史を引き継ぎ、次の世代へ

この場所でかつて営業していたのは、40年以上続いた喫茶店「コロン」。
地域の人たちの日常に溶け込む存在でしたが、惜しまれつつ営業を終えました。

「思い出の詰まったこの場所を、途切れさせたくなかった」
そんな家族の思いを受け継ぎ、オーナーが新たに立ち上げたのが「35」です。

店名には、人生の節目と、これまで積み重ねられてきた年月への敬意が込められています。
“ここからまた、地域と一緒に続いていく店でありたい”
その意思が、店の在り方にも静かに表れています。

明るく整えられた店内と、変わらない居心地

店内は、以前の喫茶店の面影を残しつつ、明るく清潔感のある空間に整えられています。
現在は禁煙となり、子育て世代やシニア層にとっても使いやすい環境です。

一人でふらりと立ち寄る人もいれば、近所の方が顔なじみとして訪れる姿も。
“特別な日”ではなく、“いつもの日”に選ばれる居心地の良さがあります。

手づくり惣菜と、日々のごはんを支えるランチ

「35」の中心にあるのは、家庭の延長にあるような手づくりの惣菜とランチ。
素材を活かした調理を大切にし、揚げ物には米油を使うなど、日常的に食べやすい工夫がされています。

ランチは、主菜に副菜が添えられた、バランスのよい内容。
特に魚料理は、「家では手間がかかるから助かる」と、名古屋市北区周辺の生活者から支持されています。

量や味付けも、派手さより“続けやすさ”を重視。
毎日の選択肢として無理なく組み込める点が、この店の強みです。

テイクアウトで広がる、暮らしの選択肢

店内のショーケースには、常時複数種類の惣菜が並びます。
おからや和え物、サラダなど、夕食の一品としてちょうどいい内容。

仕事帰りに立ち寄って食卓を整えたり、忙しい日の負担を少し減らしたり。
一人暮らしから子育て世代、高齢者まで、生活リズムに合わせて利用できる点も魅力です。

容器持参での割引など、無理のないエコへの配慮も、日常使いしやすい理由のひとつです。

子育て世代・シニアにもやさしいポイント

朝から営業しているため、早めの食事や持ち帰りにも対応。
駐車場が用意されているのも、車移動が多い名古屋市北区・西区の暮らしに合っています。

味付けが穏やかで、量の調整もしやすいことから、世代を問わず選ばれている印象です。
“誰か専用”ではなく、“地域みんなのごはん屋さん”としての立ち位置が、自然と形づくられています。

2階のレンタルスペースと、地域のつながり

2階にはレンタルスペースが併設され、ヨガ教室やワークショップ、集まりの場として使われています。
食事の場にとどまらず、人と人が出会い、会話が生まれる場所としても機能しています。

喫茶店時代から続く「ここに来れば誰かに会える」という感覚。
それが、かたちを変えながら今も受け継がれています。

名古屋市北区・安井で、覚えておきたい一軒

長く愛された喫茶店の記憶を土台に、今の暮らしに合った形で再出発した「35」。
名古屋市北区安井エリアで、日々の食事にそっと寄り添う存在として、静かに根を張っています。

忙しい日のごはんや、少し余裕を持ちたい日の一品。
暮らしの中で、ふと思い出して立ち寄れる場所があることは、案外大きな安心につながるものです。

名古屋市北区安井で、そんな役割を担ってくれそうな一軒として、覚えておきたいお店です。

店舗情報

  • 店名:35(サンゴ)
  • 住所:名古屋市北区安井1-8-1
  • 形態:惣菜カフェ・テイクアウト対応
  • 駐車場:あり