受験シーズンが近づくと話題になる、足元のマンホール
受験シーズンが近づくと、毎年のように話題になる、少し意外なものがあります。
足元にある、マンホールです。
マンホールのふたは丸い形で「全部マル」、構造上「落ちない」、表面の凹凸で「滑りにくい」と、受験生にとって縁起がいいと言われてきました。
マンホールにちなんだ受験生応援の取り組みが、名城公園近くのメタウォーター下水道科学館なごやで続けられています。

下水道科学館で続いてきた受験生応援の取り組み
メタウォーター下水道科学館なごやは下水道の仕組みや防災について、体験しながら学べる入館無料の科学館で、マンホールとは縁の深い施設です。
例年、マンホールカードや合格祈願の缶バッジ、うんちくんシールなど、受験生応援企画が行われてきました。
※来館者を対象とした取り組みで、内容や実施時期は年度ごとに異なる場合があります。

対象は受験に限らず、資格試験や習い事の試験なども想定されています。
訪れた際には、小学生くらいのお子さんが受け取っている姿も見られました。
印象的だったのは、受付で交わされる何気ないひと言です。
「頑張ってね」という声かけに、少し照れたようにうなずく子どもと、それを見守る家族。
大きなイベントではありませんが、地域の施設ならではの距離感が感じられます。
アメンボに込められた、縁起のいい由来
配布されてきたデザインには、名古屋市上下水道局のキャラクター「アメンボ」が使われています。
水の上を滑るように見えるアメンボは、実は足先で水面をしっかり捉えている生きもの。
その由来を知ると、縁起物としての意味合いにも自然と納得がいきます。
また、科学館の周辺には、名古屋城や金シャチ、名古屋めしをモチーフにしたデザインマンホールが点在しています。
名城公園周辺を歩く際、足元に目を向けてみると、思いがけない発見があるかもしれません。

受験は、本人だけでなく、見守る家族にとっても気が張る時期です。
名古屋市北区・名城公園エリアに、毎年変わらず続いてきた、ささやかな応援の風景。
そんな場所として、覚えておきたい取り組みです。
【施設情報】
メタウォーター下水道科学館なごや
住所 名古屋市北区名城一丁目3-3
開館時間 9:30~16:30
休館日 月曜日(休日の場合は直後の平日)
メタウォーター下水道科学館なごや公式サイト
地下鉄名城線「名城公園」駅から大津通沿いを北へ徒歩5分
