名古屋で暮らしていると、当たり前のように目に入る定食屋さん。
けれどそれが、実は首都圏ではあまり見かけない名古屋発のローカルチェーンだと知ると、少し見え方が変わります。
市内に複数店舗を展開する街かど屋は、
チェーン店の気軽さと、手頃な価格、そして「ちゃんとおいしい」がそろった存在。
正直に言うと、これまで私は
「チェーン店だしね」と、どこかでスルーしてきました。
でも実際に足を運んでみて、
今までちゃんと見てこなかったことを、少し申し訳なく思った
そんな一軒です。
車でも入りやすい、幹線道路沿いの安心感

今回訪れたのは、西区秩父通沿いにある
街かど屋 秩父通店。
幹線道路沿いの路面店で、無料駐車場も完備されています。
コインパーキングを探す必要がなく、
車移動が多い人にとっては、この時点でかなり助かる条件。
営業時間は朝7時から深夜までの通し営業。
時間を気にせず、朝ごはん、遅めのランチ、夕食まで、
「今ちょうど使いたい」に応えてくれるのも魅力のひとつです。
券売機でさっと注文。1000円以下が中心の定食メニュー
店内に入ると、まず券売機。
定食は一汁三菜を意識した構成が多く、
揚げ物だけでなく、焼き魚や煮物系も並びます。
価格帯はほとんどが1000円以下。
「外食はしたいけれど、重たすぎるのは避けたい」
「栄養バランスも、できれば気にしたい」
そんな日に選びやすいラインです。
この日は日曜日だったため、
11時〜15時限定のホリデーランチを選びました。
席に着くと店員さんが食券を取りに来てくれます。

味噌かつ定食690円。家で作るより現実的
選んだのは、味噌かつ定食(※価格は取材時点)。
定食で税込690円という価格に、思わず現実的だなと感じます。
揚げ物は、調理そのものより
油の処理や洗い物など、後片付けが地味に大変。
家ではつい避けがちなメニューだからこそ、
この価格で揚げたてを食べられるありがたさがあります。

とんかつは網にのせて提供され、衣はサクサク。
脂身は控えめで、名古屋らしい濃厚な味噌ダレとも好相性です。
白いご飯はおかわり無料。
専用の自動盛り機があり、店員さんに声をかけなくていいのも、
気楽で嬉しいポイントでした。一人ご飯でも利用しやすそうです。
派手さはないけれど、日常にちょうどいい定食屋
店内を見渡すと、印象的だったのが高齢の方の利用が多いことでした。
一人で静かに食事をしている方、夫婦で並んで座っている方。
どの方も気負った様子はなく、あくまで「いつもの昼ごはん」といった空気が流れています。
一人暮らしや夫婦のみの世帯になると、
揚げ物を作る手間や後片付けはもちろん、
日々の買い物そのものが負担になることもあります。
そう考えると、
車で入りやすい立地で、
価格が分かりやすく、
栄養の偏りにくい定食がそろっていること。
こうした条件が自然にそろった店が、
日常の選択肢として選ばれているのも、納得でした。
平日は近くで働く人たちの胃袋を支え、
休日は家族連れや一人客がほどよく混ざる、肩の力の抜けた空気。
特別なごちそうではないけれど、
「今日は外で、ちゃんとしたごはんを食べたい」
そんな日に、自然と思い出す定食屋さんです。
名古屋の日常に根を張るローカルチェーンとして、
これからも変わらず頼りにされ続ける存在だと感じました。
店舗情報
- 店名:街かど屋 秩父通店
- 住所:愛知県名古屋市西区秩父通1-16-1
- 電話番号:052-528-1141
- 営業時間:7:00〜24:00(L.O.23:30)
- 駐車場:あり
※本記事は取材時点の情報に基づいています。現在はメニューや価格、その他の状況が異なっている場合がありますので、ご利用の際は最新情報をご確認ください。


